高速フラッシュメモリプログラミング
XJFlash
JTAGバウンダリスキャンはシリアルで動作することから、通常、大きなフラッシュメモリへのプログラミングは非常に遅いのですが、フラッシュメモリに接続されるプログラマブルロジックデバイス(FPGAなど)があれば、XJFlashを使用して、プログラミング速度を劇的に上げることができます。
XJFlashは、基板に搭載されるFPGAの内部回路を使用して、シンプルなフラッシュプログラマーを構成します。これにより、帯域幅が制限されたJTAGスキャンチェーンの制御、アドレス、データビットのシフトなどの反復的なタスクから解放されます。スキャンチェーンからトラフィックを削除することで、XJTAGは、フラッシュメモリの理論上の最大プログラミング速度に迫ることができています。
XJDirect
すべての基板設計に都合良くプログラマブルロジックデバイスが搭載されていませんが、多くの場合、プロセッサを介してフラッシュメモリにアクセスできるでしょう。その場合、XJDirectを使用して、プロセッサのデバッグポートにアクセスし、プログラミング速度を大幅に改善できます。
JTAGの速度が問題になる場合は、プログラミング速度の改善策は、特定の設計やアプリケーションに依存します。最良の解決策を得るために、XJTAGにまでご相談ください。